まずは頭の体操です。
「なぞなぞ」を作ってみましたので、ちょっと考えてみてください。
「通勤する時に聞く曲は、次のうちどれがいいでしょうか？」
[演歌]　[歌謡曲] 　[ジャズ]
答えは、「悩み回答」の下にあります。


それでは、「お悩み相談その420」です。

〔悩み〕
友人から、「今度の選挙では、Ａ候補に入れてくれ」と頼まれました。私もＡ候補に入れるつもりだったのですが、友人とは先日大げんかをしたので、頼みなんか絶対に聞いてやるものかという気持ちになってきました。どうすればいいでしょうか？（伊屋泰蔵　48歳・会社員）

〔回答〕
「友人の頼みを聞いてやって、それをきっかけに、仲直りしてみてはいかがでしょうか」
無責任な回答者ならこう答えるでしょうが、たとえ仲直りしたとしても、二人の間には貸し借りによる上下関係が生まれるので、すぐにまた友情にひびが入ってしまうことでしょう。
だからと言って、「絶対に入れてやるものか」と突っぱねるのも、ちょっと大人気ない気がします。
相手を怒らせておき、実際にはＡ候補に入れるというのは、人間としての品性を疑われかねません。
ここは、もう少し知恵を絞って、よりましな解決策を目指したいものです。

ほら、「類は友を呼ぶ」とか「朱に交われば赤くなる」などと言うでしょう。きっとあなたと友人は、似た者同士ではないでしょうか。
それなら話は簡単です。あなたは、友人にこう答えればいいのです。
「ああ、分かった。オレはＡ候補に入れるから、その代わりきみは、絶対にＡ候補だけには入れないでくれよ」
すると、友人はこう考えるはずです。
「あいつ（注：あなたのことです）の頼みなんか、絶対に聞いてやるものか」

結果的に、あなたはＡ候補ではない候補者に、友人はＡ候補に投票することになるのです。
これで万事解決ですね。
いや、よく考えると、あなたの方だけが意中のＡ候補に入れられず、損をしたように感じるかもしれませんが、自分の信念を曲げないためには、それぐらいの犠牲は必要なのです。
それがどうしても嫌なら、「実は、オレもＡ候補に入れてくれと、きみに頼もうとしていたところなんだ」と言って手を握り合い、仲直りすればいいのではないでしょうか。


★「なぞなぞの答え」
答え……歌謡曲（通う曲）。

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