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ラジオDJ&防災士 行天貴之の”BOSAI” BOX

防災に役立つアイテム④ はちみつ 〜腐らない?優れた防災食〜

2020年7月31日

昨今の新型コロナウィルスの状況は本当に大変なこと。
マスクがなくなり、アルコールがなくなり常日頃から日常的に使う物に関しても”備え”(準備)が必要だという事を気付かされましたね。

それに加え、先日の豪雨災害・・・また地震はいつ起こるかわかりません。日々の生活からしっかりと備えていきたいですね。

災害時の食材は、「非常食」と呼ばれていましたが、最近では「災害食」や「防災食」とも呼ばれるようになってきました。市販されている「防災食」は調理が簡単で、美味しいものが増えてきました。
「防災食」として売られているものでなくても、普段私たちが食べているもので、長期保存ができる食材を備蓄しておけばいいのです。

今回はその中でも”永久保存食”と呼ばれる「はちみつ」をご紹介します。

はちみつには賞味期限が印字されています。この賞味期限は法律で義務づけられた表示で、美味しく食べられる期限のことです。パンやお弁当などに表示される消費期限とは異なり、期限が過ぎた際も消費者の判断で食べても構わない表示です。

はちみつの成分のほとんどは糖分で水分が少なく、きちんとした環境であれば数十年と腐ることがないと言われています。つまり未開封なら、非常持出袋にずっと入れておける防災食です。

また栄養も豊富でミネラル、ビタミン、必須アミノ酸、酵素などを含む180種類以上の栄養素を含みます。胃に優しく、体に吸収しやすくエネルギーにも変わりやすい。
まさに万能食材なんです。

さらに、一部のはちみつには殺菌・抗菌効果があると言われているものもあります。
消毒薬が手元にない場合、応急処置としてはちみつを塗って、患部に絆創膏を貼っておくというのも良いかもしれません。

発災後の生活は疲れが溜まりやすいです。
そんな時は甘いもを食べては疲れを癒しましょう。
砂糖の代わりに珈琲や紅茶に入れてもよし、パンに塗ってもよし。
日常使いが出来る「はちみつ」をぜひ用意しましょう。

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