まずは頭の体操です。
「なぞなぞ」を作ってみましたので、ちょっと考えてみてください。
「駆けつけ三杯飲んだ後、すぐに車を運転した人がいましたが、警察の尋問にあってもつかまりませんでした。なぜでしょうか？」
答えは、「悩み回答」の下にあります。

それでは、「お悩み相談その404」です。

〔悩み〕
彼の趣味は、星を見ること。しかし、私は星に全く興味がなく、アリを観察することが好きなのです。これから先、二人はうまくやっていけるでしょうか？（下尾美代　21歳・大学生）

〔回答〕
星の観察とは、彼もなかなかのロマンチストですね。
それにしても不思議なものです。彼の視線はいつも上へ、あなたの視線はいつも下へ。
決して交わりそうにない二人の視線なのに、どうして二人は出会ったのでしょうか？
アパートの３階の窓から顔を出してアリを観察しようと双眼鏡を構えていたあなたを、星を観察するために天体望遠鏡をセットしようとしていた彼がたまたま発見。一目ぼれして、すぐにプロポーズへ……なあんて、私もロマンチストなので、勝手にこんな出会いの場面を想像してしまいました。

確かに、向いている方向が違うと、不安になるというのも分かります。
しかし、無理をして相手に合わせるというのもどうなんでしょうか。
「ほら、あれが射手座なんだよ。弓の北の部分がカウス・ボレアリスで、弓の中央がカウス・メディア、一番明るい弓の南の部分がカウス・アウストラリスさ。星の名前って本当におもしろいだろう？」
「え、ま、まあね……」
考えるだけで、ストレスがたまってきそうですね。

「見上げてごらん夜の星を」と彼が甘い声でささやいても、「ほら、アリさんがごっつんこしてるわよ。おバカさんねえ」と応じておけばいいのです。
上を向いている人と下を向いている人が共に力を合わせて生きていけば、お互いをうまく補っていけるはずです。
決して無理に合わせる必要はありません。
あなたが大好きなアリも、こう言っているのではないでしょうか。
「ありのままに生きよ」と。


★「なぞなぞの答え」
答え……三杯飲んだのは、水（またはジュース）だったから。

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